A series of site specific performances in Megijima and Kyoto resulting in an exhibition at Design Festa Gallery, Tokyo 2013 Welcome. During an all day performance and installation piece, Tuuli Manninen is sharing some of the material she gathered during her first two weeks in Japan. The material consists of sound recordings, fictional ritual practices and insects. The three themes depicted in the rituals are tiredness, death and language. Production of text and rituals continues through-out the day with the help of visitors. You are welcome to participate in the rituals based on a foreigner's experiences of everyday life in Japan. Please explore the space freely.
Exhibition review:
カテゴリー: chida , Design Festa Gallery 原宿
Tuuli Manninen 『artist in residence』

パフォーマンスアーティスト
トゥーリ=マンニネンさんの展示会が行われております。
ロンドン大学で都市研究を行っている彼女は、笑顔の素敵なフィンランド人。
今回のテーマは、2週間日本に滞在した彼女が見た/感じた日本の風景を共有すること。この、「共有」に関してですが
普段私たちが感じている日本の風景と、
トゥーリさんが感じた日本の風景では感じ方に差異が現れて当然です。
トゥーリさんは日本の外からの視点で日本の風景を見たわけです。
日本の外からの視点で見た「日常の風景」を私たちと共有しようという試みです。
今回のテーマは、2週間日本に滞在した彼女が見た/感じた日本の風景を共有すること。この、「共有」に関してですが
普段私たちが感じている日本の風景と、
トゥーリさんが感じた日本の風景では感じ方に差異が現れて当然です。
トゥーリさんは日本の外からの視点で日本の風景を見たわけです。
日本の外からの視点で見た「日常の風景」を私たちと共有しようという試みです。
古い写真を細く刻んでいます。
切れ切れに見える人物は、血縁者でしょうか。
先祖への一言を添えます。
こうして文面にして何かメッセージを書いたことはありませんでした。
不思議な感覚に陥りながら筆を走らせました。
京都と女木島へ行った際のパフォーマンス写真の展示もございます。
日本人は沢山働くから、疲れてるのでは。
休んで下さいという文字。
この下には、椅子と、枕と、アイマスクがそっと置かれていました。
日本滞在時の記録と、アイデア。
大掛かりな仕掛けもなければ、費用も殆どかけていません。
セミの1週間。
日本人の疲れ。
先祖への一言。突如として現れた繊細な問いかけに、
ふいに上着を脱がされるような恥ずかしさを覚えながら答えました。
日本人の疲れ。
先祖への一言。突如として現れた繊細な問いかけに、
ふいに上着を脱がされるような恥ずかしさを覚えながら答えました。
展示物に特別なものは何ひとつありません。
むしろ私たち日本人にはごく身近なものです。
トゥーリさんが私たちと共有しようとしたものは
私たちが忘れている「何か」なのかもしれません。
今後の彼女の活動にも注目です。
— chida —
Review written by Kenya Chida, available from: http://designfestagallery-diary.blogspot.jp/2013/09/tuuli-manninen-artist-in-residence.html